教室に戻ると、くるみが私を待っていた。 「柚ぅ!!どこ行ってたの!?心配したよ?大丈夫?」 くるみは私を心配してくれていた。 こう見えて、くるみは結構友情深い。 私はこういう友達を大切にしたい。 「矢城君!柚を泣かせたら、私許さないからね!!柚は胸大っきいしモテるんだから、ちゃんと捕まえといてよ!?今だって、柚を狙ってる男の子は一杯居るんだから!」 そう力一杯話すくるみに優しく笑って。 「んなの、俺が一番分かってんだよ。」 そんなくるみと優夜の会話を聞いて、一人赤面する柚でしたっ。