次、私が目を覚ました時は保健室に居た。




隣には矢城君。



「柚!気づいた?」


「あの…私…。」



「びっくりしたよ。急に倒れるんだもん。でも良かった、無事で。心配したんだぞ?」



「ごめんなさいっ…矢城君には、心配かけてばっかだよね…。」



そう言ってしゅん…となる私に、


「柚は素直だな。そんな所も…可愛い。」



ふいに言われた言葉に私は赤面した。






「顔真っ赤!可愛いなぁ柚は…。」



そう言って上半身だけ起きていた私に矢城君は甘いキスをした。






クラクラしてまた倒れそうだよ…。