鬼殺し



私が生を受けたのは、そんな長い長い間続いた戦が終わりがみえ、人々は戦の終わりがみえだし、安堵の色をみせかけた頃の春のことでした。

だから、父は喜び、
「世の中が安泰し、春には綺麗な桜が見られようぞ。その望みも、桜のように美しく育って欲しい。名を安桜(やお)と名付けようぞ。」