席について、だらだらと 冷や汗をかきながら 前を見ていた すると隣から 「お前、壱にあんなこと いうなんてすごいやないかい!」 と、小声で喋りかけてきた人がいた 「お……おう…?」 一応曖昧だが返事をしておく すると少年は…これまたイケメン 八重歯を出し、二カッと笑い 「おれ関西出身の佐藤ひろや! よろしくな!はるひ♪」 と、なんとも 人懐っこそうに言って来た