「それよりさ!!はやく準備しようぜ!?」 あたしはわざとらしかったかもしれないけど話題を変えた。 「ま、そうだな!元気だせよ!瞬!」 バンッ と、元気のない瞬の背中をたたくと壱はにこにこしながら衣装をとりに行くために教室を出て行った。 「・・・俺達も、準備しようか」 壱がいなくなってから沈黙していたあたし達の空気をやぶったのはけんで、 「そうやな」 「うん。」 それがみんなの合図になったらしくて各自、準備にとりかかった」