【短編】火曜日の彼女と彼氏[続編追加]

「私、不安だったんだよ。」


「俺は、香苗が好きすぎてどうしたらいいかわかんなくて。」



香苗は、俺が話すことが信じられないようだ。


「だって....一度も好きなんて....」


やっぱ、言ってなかったんだ。


意識的にじゃないんだけどな。


「俺、香苗に一目惚れだった。飲み会する前から知ってたんだ。あの日、チャンスだと思ったけど。話しかけれなくて....だから、告白してくれた日は舞い上がってて....俺、変なこと言った?」


俺は、素直に想いを伝えた。


「うんって言った後、バイトだからって....」


「マジ、俺最悪。」


俺は、ショックでしゃがみ込んで頭をくしゃくしゃにした。