大学での飲み会。


俺は、最初香苗がいるのは知らなかった。


けど、周りを見渡したら、香苗がいて、すぐに香苗の隣に移動した。


俺は、元々みんなと盛り上がるキャラじゃないから、端にいても違和感がなかった。


けど、どう行動したらいいかわからなかった。


ただ香苗が俺の方を見たと思ったら、微笑む事しかできなかった。


意気地なしの俺。


結局、その日は、なんもできなかった。


ただ、ただ後悔ばかり。


しかし、まさかな出来事。


飲み会から、一週間後の事だ。


『水無瀬くんが好きです。つきあってください。』


まさかの香苗からの呼び出し。


しかも、告白された。


てか、俺なんて言ったか覚えてないし。


なんか信じられなかったけど、OKはした。


その後、すぐに香苗の前から立ち去ったような気がする。


記憶が曖昧だ。


けど、今こうしてつきあってるわけだから、大丈夫だろう。