毎週火曜日に俺の家に香苗は来てご飯を作り、泊まる。


知らず知らずに暗黙の了解。


鍵は、なんかそんなんが当たり前になったから渡した。


俺にしたら、香苗の気持ちをはかっている部分もあった。


喜んで受け取ってくれたら、俺を好きだからだろ?


俺が香苗を好きになったきっかけは....


まあ、一目惚れしたんだけどな。


一目惚れなんかしたことなかった。


てか、一目惚れ自体ありえないって。


けど、一目見た瞬間に胸の高まりを覚えた。


香苗の瞳に俺をうつしたいって。


そんな時に、チャンスが訪れた。