「だって、紘が言葉にしてくれないから.....」


「恥ずかしくて....何度も言えないけど、忘れるなよ。俺は、香苗を愛してるから。」



.....嘘。


愛してるって....


言ってくれた。


「私も紘を愛してる。」



嬉しすぎて、泣けてきた。


「香苗、泣くな。俺、香苗といるだけで嬉しくてどうしたらいいかわかんねぇ。」


困ってる紘がかわいくてなんか涙が止まった。


だって、私の涙であたふたするなんて。


「....紘がかわいい。」


「はっ?」


紘は、私がかわいいというと軽く睨まれた。


「だって、普段クールなのに....」



「別にクールじゃねぇ〜から。」


なんか今日は、紘の事少しわかった気がする。


本当は、私を愛してくれてること。


本当は、ヤキモチ妬きなこと。


本当は、素直に言えないだけで私を大切に思っていること。


まだまだ、わからないことだらけだけど。


ゆっくり、紘の事わかって行きたいな。





She on Tuesday end