【短編】火曜日の彼女と彼氏[続編追加]

「なんで....来ないんだよ。なんで....しないんだよ。」


「えっ?」


「なんで、アパートに来ないんだよ。なんで、連絡しないんだよ。」


都合のいい幻聴?


「な、なんで、私からなの?」


聞きたいことは、たくさんある。


「だって.....」


なんか照れてる?


「紘は、私の事好き?」


「はっ?そんなの当たり前だろ?」



「私、不安だったんだよ。」


「俺は、香苗が好きすぎてどうしたらいいかわかんなくて。」



紘が話すことが信じられなかった。


「だって....一度も好きなんて....」