恋愛白書



食事を終えると、私は真っ先に自分の部屋へ行き
ベットに潜り込み、声を出して泣いた。



しばらくの間、涙が止まらなかった。



福山先輩の好きな相手が麻奈ちゃんだったなんて想像もしていなかった。



どんなに涙を流しても、消えない悲しみ。



いつか、二人を心から祝福出来るのかな?って思う。


今は、心に受けたショックの方が大きくて、二人を祝福なんて出来ない。



私は、今までで今日が一番傷ついた日となった。