中学校入学式で、私は生徒会長の福山先輩に一目惚れをした。



檀上へ上がって、挨拶をした時に、一瞬で心を奪われた。



カッコイイ、ルックス



低い声



私は、福山先輩の事で胸が一杯になった。



その瞬間は、



彼女がいるんじゃないか



先輩には好きな人がいるんじゃないか



なんて、考える余裕すらないくらい、彼の事で頭も胸め一杯になった。