もう、諦めようと思った時の事だった。 あたしは、2年生の 稲葉先輩に呼び出された。 あたしは、待ち合わせの体育館の裏に行くと、稲葉先輩は、既に待っていた。 「夏希ちゃん、来てくれたんだ。 良かった」 「あの、大事な話って……何ですか?」 「単刀直入に言うよ。 俺、夏希ちゃんの事が好きなんだ。 今、彼氏居なかったら 俺と付き合って下さい」 思い掛けない、稲葉先輩からの告白。 でも、あたしは迷わず返事をした。