私は、バレンタインデーにヒロにチョコをあげようと思って、作った。
学校へは、持っていかずに家に帰ってから、近所の
公園で待ち合わせをした。
私がチョコを渡す前に、
ヒロからプレゼントを
貰った。
「沙保、15歳の誕生日
おめでとう」
「ありがとう、ヒロ
これ、チョコ受け取って。
私、ヒロが好きだから」
「うん、ありがとう。
沙保、今開けて見て」
ヒロの言葉に甘えて、
プレゼントの箱を
開けてみた。
中身は、宝石のついた
ネックレスだった。
「ヒロ、こんな高い物、
本当にいいの」
「うん、そんなに高くないからさ」
高校が離れてしまう
ヒロとの繋がりを、
持てた感じがした。

