翌日、両親と私は三人で学校へ行った。



二人は、私の担任の顔を見て驚いていた。



「拓ちゃん、しばらくぶりだね。元気そうで」



「そうだな、二人は相変わらず仲良いな」



「でも、拓ちゃんは俺達が付き合ってるの知らなくて里沙に告白した時は、本当びっくりしたよな」



へえー、そんな事が
あったんだ。



私は、そんな過去があった事に興味津々だった。



昔話ばかりしている3人だけど、私の三者面談だと
いう事を、この3人は
忘れているみたいだ。



「昔話もいいけど、今日は私の三者面談でしょう」



「そうだったな、
同級生だったから、
つい昔話に花が
咲いてしまって」



拓ちゃんが、そう言って
仕切り直した。



そして、やっと
本題に入った。