ヒロくんがレイナちゃんに強い口調で話し始めた。 「上原さんは、何も悪くないだろう。 レイナも、もう少し自分で努力したら。 男バスのマネージャーしているなら、自分から話し掛けたらいいじゃないか。 上原さんが話しを出来たのは、ただの偶然だろう。 偶然に嫉妬したって仕方ないだろう」 「ヒ………ヒロ。 ヒロに言われて初めて気付いた。 自分がこんなに小さな人間だったなんて。 私、明日から頑張るから」 「分かってくれたなら、いいんだけど」 二人は廊下に立っていた私に気付いた。