昼休みまでには、上靴が
乾いたので、とりあえず
一安心した。
だけど、翌日。
今度は、大量の画鋲が上靴の中に入っていた。
それと、同時にゴミも入っていた。
翌日、朝早く学校へ行きレイナちゃんと夏希の三人で見張りをした。
犯人は、この前本屋で私の事を見下していた一年生だった。
「今日は、どうする?
焼却炉の中にでも捨てに
行こうか」
「賛成。この女より絶対に春菜の方が可愛いよね」
「私、この女から大石先輩を奪いたいな」
理由はそれか!。
確かに春菜って子は
可愛い。
私なんかより、ずっと
可愛い。

