私は、ただ嬉しかった。
ヒロの家に、
お泊まり出来ることが。
ウキウキでヒロの家に
到着した。
「こんばんわ、ヒロ」
「いらっしゃい、沙保
早く上がって」
私は、初めてヒロの
部屋へ足を踏み入れた。
ヒロの部屋は、綺麗に
整理整頓されている。
「ねぇ、沙保。あの――
そ――その………
一緒に寝ようか」
それって、まさか………
初体験ってこと……。
私、まだ怖いよ。
「私、怖いな。手を繋いで寝るだけじゃ駄目かな」
私は、自分の本心を
打ち明けた。
ヒロは、笑顔で
「うん、それでいいよ」
と言ってくれた。

