恋愛白書



私は、今しかないと思い
鞄の中から
プレゼントを取り出した。



「今日は、ありがとう。
これ使ってね」



中身は、言わずに
プレゼントをヒロに
手渡した。



「俺、プレゼント今日は
持って来てなくて…………ありがとう」



「要らないよ。今日、横浜に連れて来てくれたのが
私にとっての
最高のクリスマス
プレゼントだよ」



「でも、明日渡そうと
思って家に用意して
あるんだ」



ヒロの優しさに、
言葉が出なかった。



それから、私達は
みなとみらい駅へと
向かい、東京へと
帰ることになった。



家に着いたのは、5時を
少し回った頃だった。