恋愛白書



各務さんは私の肩を
叩いてニヤニヤした
顔をしているし、
みんなが皆同じ
表情になっている。



「本当は無理して
笑ってた時も
あったでしょう。
良かったね」



やっぱり、麻奈ちゃんは
私の心を見透かして
いたって事か。
何でもお見通しって
感じで本当に叶わないな。



「ねぇ、たまにはみんなで外食に行こうか。
俺がおごるからさ」



「本当にいいの、各務さん太腹だね賛成。じゃあ六時頃に行こう」



麻奈ちゃんがいち早く
反応した。



「沙保、ヒロを
誘ってみたら。

ダメもとでも」



皆の勧めもあり、私はヒロを誘ってみる事にした。