恋愛白書



デートの誘い。
嬉しいあまり声が
高くなっていた。



「うん、行く。
ありがとう嬉しいよ」



「良かった。
喜んでもらえて。今日は本当に悪いって思ったんだ」



ヒロも、来れなくなった事を残念がっているんだ。



別れたいなんて疑って、罪悪感を感じるな。
ごめんね、ヒロ。



心の中で謝った。



言わなければ、知られる事はないから大丈夫よね。



電話を切ると、壁の奥に人影を感じた。案の定四人で覗き見をしていた。



ヒロが来なくて、ショックを受けていた事に気付いて心配してくれていたんだ。時計を見ると早くも夕方。