麻奈ちゃんは、最近
私の身に起きている事を
福山先輩に話したらしく、先輩も心配してくれた。
「沙保も色々と災難な
目に合うよな。
でも負けるなよ」
「はい、信頼出来る人がたくさん味方にいるから、
頑張りますよ。
卑怯者には、絶対に
負けたくないし」
「思ってたより
元気そうで良かった」
「無理しちゃって。
本当は沈んでるくせに。
それとも、開き直ったの
かな、沙保」
それもある。
でも、正体を隠して嫌がらせをして来る卑怯者に負けたくないって気持ちが強くなった事は事実だ。
麻奈ちゃんと私を家まで送ってくれると、福山先輩は帰って行った。

