恋愛白書



部活が終わり、部室で着替えていると、レイナちゃんと遭遇した。



「上原さんだよね」



「うん……そうだけど」



「私、辻本レイナっていうの。

同じクラスだよね。
よろしくね」


「こちらこそ………
よろしく」



「私の事は、レイナって呼んでいいから。

私も沙保って呼んでいいかしら」



レイナちゃんは、どこか挑戦的な目をしていた。



まるで、私の気持ちを見抜いているかの様で………。



もの凄く怖かった。



「う……うん。いいよ」



この出会いが、波乱の幕開けになるだなんて…………



この時は想像もしていなかった。