翌日、私は 学校で拓ちゃんに、 ヒロがF高校の推薦を 受ける決心をした 事を伝えた。 「説得してくれたか、 ありがとう沙保。 実は大石の母親からも、 沙保が原因で、推薦蹴るつもりだって言われてさ」 「そうですか…………」 私は、落ち込んだ。 「沙保が説得したんだからその事、ちゃんと言っておくから落ち込むなよ」 「分かりました」 期末テストも近いし、 落ち込んでいる暇はないと気持ちを切り替えた。 それに、ピアノのコンクールも近い。 頑張らないと。 私は、気持ちが前向きになった。