ヒロは、私と一緒にいたいという想いよりも、
夢を選ぶ
決心をしたみたいだ。
「私は、高校が離れても
心は絶対に繋っているって思うから」
「そうだね、僕は肝心な事を忘れていたよ。
たとえ離ればなれに
なっても、
心は離れないって事
忘れてたよ」
だから、ヒロは
私と一緒の高校に
行く事に
こだわっていたんだ。
「夢を持っていても、叶える事が出来るのは、わずかの人だけだから、大切にしないといけないと思う」
「沙保に言われて、初めて気付いたよ。
せっかくのチャンスだもんね。
国立目指している人は沢山いるけど、切符を手に出来るのは、ほんの一握りの人だけだもんね」
ヒロは、自分の夢の
大きさにやっと
気付いたみたい。

