拓ちゃんからの話を、
ヒロに話す前に――――
私は、レイナちゃんに
相談してみた。
レイナちゃんも、凄く
驚いていた。
「ヒロの気持ちは
分かるけど
沙保は、志望校変えるつもりないでしょ」
「うん、ヒロは国立の舞台に立ちたいのに、
その夢を棒に振るつもりでいるのかな。
私は頑張ってヒロを
説得するけど…………」
「その方が良いと思う。
沙保、頑張ってヒロを説得してね。
沙保もヒロに、もっと
はっきり自分の夢を話した方が良いと思うよ。
留学したい事とか」
レイナちゃんの言う通りかもしれない。
私は、自分の夢の全てをヒロに話す事に決めた。
ヒロの気持ちを変えるにはそれ以外の方法が無さそうだから……………。

