私の夢がピアニスト
である事は、当然
レイナちゃんも夏希も
知っている。
だから、私にはあえて夢を聞いては来なかった。
「ヒロは、やっぱり
サッカーが強い高校へ
行くのかな?」
私は、二人に聞いてみた。
同じ高校へ行く事はないけど…………。
「多分ね、噂で聞いた事あるけど、F高から推薦の話があるらしいよ」
「本当に?。ヒロは国立でプレーしたいって言ってたから。きっと行くよね」
「私は、音大の付属の高校へ行くんだ」
「やっぱり、そうだと思った。私は、T高校へ行きたいな」
「あたしもレイナちゃんと同じだよ。一緒に高校行けたら良いね」
高校受験。
避けられない人生
最初の試練だ。
今はまだ、先の話なんて
思うけど………………。

