この試合は、ヒロのゴールが決勝点となり勝利した。
二回戦も勝利し、関東大会出場へ…………
一歩ずつ前進して行った。
だけど、現実はそんなに甘くはなかった。
ベスト8目前の、
三回戦で敗退。
私は、ヒロを励まそうと思い近くの公園で待つ事にした。
一時間くらいして、
ヒロが来た。
「ヒロは、悔しいかもしれないけど私は、ヒロは凄いって思うよ」
「ありがとう沙保。
やっぱり先輩と一緒に関東大会出場したかったな。
だから、来年は絶対に関東大会出場するよ」
ヒロの気持ちは、既に前を向いていた。
私の心配は無用だった。
公園の噴水の前で、私はヒロにそっとキスをした。

