恋愛白書




陸が私の肩を叩いてきた。


「ちゃんと、見てるか!
ヒロがシュート
打ちそうだ」


本当だ。



私は祈った。



入ってと。



ヒロが放ったシュートはゴールネットを揺らした。



私は、陸と手を取り合って喜んだ。



「沙保と陸って、本当に仲良いよね。
見てると楽しいよ。
フッフッ」



「幼馴染みだからね。
レイナちゃんとヒロも幼馴染みだけど、
私達みたいじゃないよね」



「まぁね。沙保と陸は七年も離れてたのに、下らない事言い合えるって中々ないと思うな。

沙保は陸の事も大切にした方が良いと思うな」



「レイナちゃん、分かってるよ。
陸は大切な友達だよもちろんレイナちゃんも」