恋愛白書



決勝戦は午後2時から。



まだ、時間があるから
私はヒロに逢いに行った。



「ヒロ、優勝してね。
私は応援する事しか出来ないけど。
ゴール決めた時、
私の方見たよね」



「うん、沙保のためにシュートを決めたかったから。
ゴールネットが揺れた時は嬉しかった。

目標は優勝だから。
試合最後まで見ててよ」




「そんな事、当然だよ。
言わなくても分かってるから。

私は、ただヒロに逢いに来たかったんだ。

じゃあスタンドに戻るね」



私は、ヒロに精神集中してもらいたいから、みんなの所へ戻った。