一緒に週番をする、
陸は少し遅れて来た。



「おはよう、沙保」



「おはよう、遅い」



「悪い。寝坊した」



「最低」



私は、呆れた。



「沙保、いつもより元気
ない感じだけど

何かあったのか」



「別に、何もないけど」



「無理すんなよ。ヒロと何かあったんだろう」



「何で分かるの」



「分かるよ。沙保の落ち込んでる表情」



私は、陸に美紀の事を話した。



「その女は、かなりヒロの事を好きなんだろうな。そこまで汚い事するなんて。俺も沙保の事好きだけど
そこまで汚い真似は出来ないな」