恋愛白書



ヒロに早く伝えないと
………………………。



私は帰ろうとしていたヒロを呼び止めた。



「ヒロ、一緒に帰ろう」



「うん………」



「私が好きなのはヒロだけだから。

陸の事、誤解しないで欲しいの。

昔、隣同士に住んでて幼馴染みだっただけだから」



「分かってるよ。
今日、正直おもしろくなかった。

でも沙保は嘘つかないから、信じてたよ」



「良かった。

じゃあ、また明日学校でね。バイバイ」



別れ道になったので、一人で歩き始めた。




ヒロに信じてもらえた事が何より嬉しかった。