それから、国立競技場も小さく見える。
「あそこの舞台に立つのがヒロの今の夢なんだよね」
「うん。高校サッカーで」
今日は、最高の
誕生日になった。
私達は、手を繋いだまま
離さなかった。
夕方になり、私達は今日1日繋いでいた手を離した。
「また、明日ね学校でね。
バイバイ、ヒロ」
「バイバイ、沙保」
家に帰ると、私をサプライズが待ち受けていた。
テーブルの上には、
大きなバースデーケーキ。
明らかにスーパーで買ってきたと思われる、
オードブルが並んでいた。
「沙保、13歳の誕生日
おめでとう」
「あ………ありがとう」
みんなの優しさが
嬉しかった。
5人でのパーティーは盛り上がった。

