恋愛白書



翌日から、私は学校で毎日同じ光景を目にする様になった。



ヒロくんと2年生の梶川先輩が楽しそうに会話している姿。



二人を見るたび、モヤモヤした気持ちになる。



あの二人付き合ってるのかな………。



気にする様になった。



でも、恋してるのかはまだ正直分からない。



ひとつ言えるのは、心が揺らいでいる事だけだ。



11月になり、文化祭までは後一週間となった。



合唱の伴奏とピアノ演奏の事で、この時は一杯で他の事を考えてる余裕は無かった。



自分の気持ちを忘れる事が出来た唯一の時間だった。