貴方がいつも降らせてくれる“愛証”を、私もシルシとして残せたけれど。



だけれど、もっともっと私に返してくれる貴方が、愛おしくて堪らナイ・・・





「あっ、ん、もっ…――!」


「ま、だまだ…」


ギシ、ギシッと、真新しいベッドのスプリング音が激しく響き渡る寝室内。




「やっ、も、ムリ…ンンッ――!」


共鳴するように啼く私に優しいキスを落としつつ、それでも激しく動く拓海。



「ふっ、ぁっ・・・」


あまりの激しさから、何度も気を失いそうになって、身体も痛くて堪らないのに。



それでも必死で気を保ちながら、貴方の動きに喰らい付いていたの。



ボヤける視界に映るのは、額にうっすらと汗を掻いた扇情的な表情で。




こんな風に気を許してくれるのは、私だけだと信じているから・・・



貴方を感じられるコトの喜びも、何にも代えがたい瞬間だから・・・





二度と手放したりシナイ…、そして、離れたりシナイでね――?