すやすやと眠る、その可愛い寝顔に


キスをひとつ落として




その指をゆっくりとはがしていく








これも、毎朝の習慣。





朝起きて、



掴むその手に後ろ髪を引かれつつも


おでこにキスをして、



ゆっくりと、その指をはがす。



それからは

ごはんの支度をして、



洗濯を済ませる。




それから、もう一度寝室に戻り


愛らしい天使を起こす。







『千春、朝だよ〜』





「うぅ〜・・・」






まだ起きたくないのか



天使は顔をしかめる