それから彼とは、音信不通になった 彼のマンションにも訪ねてはみたが もう、別の誰かが住んでいた そして私は 捨てられたことを理解した―― 悔しさと悲しさと孤独が 私を覆いこんだ 度々襲われる吐き気に耐えながら 自分の中に眠る 小さな命に怒りを感じた―― コレさえ出来なければ 彼と別れずにすんだのに――!! そう思った・・・ そう、思ってしまった・・・