我ながらいい返しだ。 「…そうですね。 秋元さんのお父様が築いてきた間柄を壊すなんて出来ないでしょうし、その若さで親の後を継ぐなんて、大変ですね。」 「……俺は俺のやり方でやりますんで、親父は関係ないです。」 精一杯の笑顔でそう言ってやると、一瞬相手の顔が歪んだ。 「そう……頑張って」 そのまま行ってしまった。 ドッと疲れた。 親父がなんだよ? うっとうしい…… すると、目の前にフルーツの盛り合わせが出てきた。 驚いて横を見ると、山崎がフルーツを持って俺を見ていた。