社長と恋




『…しょうがないな!
そこまでして一緒に来て欲しいなら行ってあげるよ、パーティー!』


あたしがそう言うと、秋元さんは少し顔を赤くした。


「ばか!
なんでお前に偉そうに言われなきゃいけねぇんだよ!」


なんか今日は秋元さん照れてばっかりだな…。
やっぱり何かあったんだろうか。


『はいはい。
じゃあ、送ってくれてありがとう。
また明日ね。』


車から降りると、秋元さんに呼び止められた。


「おい」


振り返ると、真剣な顔をした秋元さんがいた。