すると、ビールを飲もうとしないあたしに気付いて、秋元さんがビールを持って首をかしげた。 「お前もしかしてビール飲めねぇの?」 『ビールはちょっと苦手…かな。』 「なんだ、早く言え。」 ビールを持って冷蔵庫の方に行って何やらコーヒーを作ってくれるらしい。 「砂糖どのくらいいる?」 『あ、沢山!』 すると、あたしを振り返って大爆笑した。 「お前…沢山!って!(笑) 顔に似合わず甘党かよ?」 『うるさいな!』