結構緊張していた俺は山崎を抱きしめたまましばらく動けなかった。 山崎の事だから一緒になるか、なんて台詞じゃプロポーズだと受け取らない可能性も考えていたから、伝わった時ホッとした。 いろいろ考えて、社長になる事を決めたんだ。 山崎のためなら頑張れるから。 『…でも、あたし皆に言ってもいいの?』 「何を?」 『結婚するって。』 「あぁ~、南には言っていいぞ。」 山崎は少し考える仕草をして俺を見つめた。 『やっぱり社長になるって事は結婚してもすれ違いの生活になったりするの?』