「…俺は昔から社長の息子だとか言われて育ってきたからひねくれてた。 しかももともとがこんな偉そうで周りもうざかっただろうな。 友達なんていなかったし、親も今じゃ仲いいけど忙しくて全然母親も会えなかったし寂しかった。 その分寄って来る女を片っ端から遊んだ。 皆社長の息子ってだけで近づいて来たし。」 本当は山崎はこんな話し聞きたくないかもしれねぇ。 だけど、聞いて欲しかった。 「…でもそんな中に一人だけ本気で好きだと言ってくれた女がいた。 …それが、さくらだ。」