『はい。』 「あの時…トイレで妊娠してるって初めて知ったんです。 でもその事を彼に話したら産めない、産むなって言われて…。」 あ、だからあの日の帰り電話に向かって怒鳴ってたんだ…。 『…そうなんですか…』 「ずっと、聞いてもらいたかった…。 でも不倫なんて皆引くだろうし、言えなかった。 こんな事になっちゃって、どうしたらいいの…。 もうここにいれない!」 ワッと泣き出した彼女の肩を優しく抱く事しか出来ない自分を蹴ってやりたくなった。