「ところでさ、第1PC室ってどこ?」 紙をペラっとあたしに見せて可愛いらしく首をかしげた。 『あ、第1はここ曲がってすぐ左です。』 「意外と広いのね! ありがとう、助かったわ!」 聞きたかった事なんて一つしか聞けないくらい隙がない人。 でも、もしも聞ける時間があっもあたしはきっと聞けない。 “好きな人って、秋元さんですか?”なんて…