…お嬢様みたいな、か…… 本物のお嬢様だからな。 「…そうか…。」 「彼女は人の少ない部署へ行ってもらいますね。」 「あぁ、よろしく。」 俺は自分の仕事を急いで終わらせようとしたが、優華のバカのせいでなかなか終わらなかった。 周りを見ると、誰も残って居なくて、山崎が待っているかも…と考えると早く終わらせたくてイラついた。 メガネを外して大きく伸びをすると、 『社長さ~ん。 早く終わらせてくれないと帰っちゃいますよ~?』 という声が聞こえた。