そんな水族館巡りも終わって外に出ると、もう既に真っ暗だった。 『真っ暗だ…。 早く帰らないと明日仕事だから秋元さん大変――‥』 「あれ乗るぞ。」 あたしの言葉を遮って、秋元さんが指指したあれとは、水族館の近くに大きく光って佇む観覧車だった。 秋元さんがスタスタ歩いて行くのを慌てて追いかけながら、男の人と乗る初めての観覧車に緊張をしていた。 観覧車に乗ると、真ん前に座った秋元さんは、キョロキョロとするあたしに、おい。と言った。