水族館に行く当日、朝からあたしは練習した化粧に格闘していた。 いつもはモノトーンの服だが、今日は淡いピンクの服にしてみた。 秋元さんが迎えに来てくれる時間の五分前になると、あたしは家の外に出た。 すると、何故か秋元さんがすでに立っていた。 「よぉ。」 あたしに気づくと、驚いたあたしを見てふ…と笑ってこちらに来た。 『な…なんでもういるの?』 「目覚めたからな。」 ヒョイ、とあたしのカバンを持って車にスタスタ歩いて行った。