「ゆーうとっ、一緒に帰らない??」
「んー、今行く~」
明日香が笑顔で祐人のところへ行く。
その様子を見て、
「残されてから、更にラブラブですってか」
娘を見守る父のような顔の真奈美。
「ねぇ~。俺等もらぶらぶする?」
微笑む英介。
「・・・冗談やめて下サイ」
真奈美が英介から遠ざかると、
「はは、ウソだってば。
参考書買いに行くんでしょ?」
英介は優しく笑った。
「そしてその後マック寄ってゲーセンに行きます!!
もちろん伊東君のオゴリでね☆」
「ヒドイなぁ、ソレ」
なんだかんだ言って歩く2人と、
笑顔の明日香と祐人の4人がそれぞれに教室を出た。

