「ま…マホウツカイ?」



冗談でしょ?




『そ、魔法使い♪』




嘘だと言ってぇぇぇ!!




『バラしたらアヒルにしちゃうよ?』



ニヤリと楽しそうに笑ったアイツ。

ふらっときたと思った瞬間、目の前が真っ暗になった。




マホウツカイ?



ありえない、ありえないでしょ。

あぁ、これはきっと悪い夢なのよ。



目が覚めたらきっと――