「愛名、終電もうないよね」
「うん。フクちゃんが朝まで付き合ってくれるっていったんだけどね」
「じゃあ、今日泊まっていきなよ。明日、大学が一限からあるから、朝早くなっちゃうけど」
「…いいの?。でも、ご家族は?」
そういえば、ミーヤの家族のこと、何にも知らない。
「大丈夫、ママなら朝しか帰ってこないから」
そう言ってミーヤはペロッと舌を出した。
「ママって」
わたしは、まさかミーヤの口から「ママ」なんて言葉が出ると思っていなくて、笑ってしまった。
「?」
不思議そうにわたしを見つめるミーヤ。
「だって、ママなんていうんだもん」
笑いながらそう答えたわたしに、ミーヤはまじめな顔で言った。
「そんなこと言ったって、ママはママだから」
「銀座のね。だから家でもママって呼んでるの」
「えっ?!銀座…」
ってことは、クラブのママってこと?!
「うん。フクちゃんが朝まで付き合ってくれるっていったんだけどね」
「じゃあ、今日泊まっていきなよ。明日、大学が一限からあるから、朝早くなっちゃうけど」
「…いいの?。でも、ご家族は?」
そういえば、ミーヤの家族のこと、何にも知らない。
「大丈夫、ママなら朝しか帰ってこないから」
そう言ってミーヤはペロッと舌を出した。
「ママって」
わたしは、まさかミーヤの口から「ママ」なんて言葉が出ると思っていなくて、笑ってしまった。
「?」
不思議そうにわたしを見つめるミーヤ。
「だって、ママなんていうんだもん」
笑いながらそう答えたわたしに、ミーヤはまじめな顔で言った。
「そんなこと言ったって、ママはママだから」
「銀座のね。だから家でもママって呼んでるの」
「えっ?!銀座…」
ってことは、クラブのママってこと?!


